1993年、ジャマイカのモンテゴベイでジャマイカ人の父と日本人の母の間に長男として生まれる。2歳の時、日本へ帰国。小学生の頃はサッカーをしていたが、足が速かったことや、さまざまなスポーツに挑戦したいという思いから、中学生入学時に陸上競技部へ入部。
2008年、全日本中学陸上競技選手権大会で200mに出場するも予選落ち。その時、宿泊していたホテルで、ウサイン・ボルト選手（ジャマイカ）の北京オリンピック男子100mでの活躍を見て、自身も「将来はアスリートとして世界で勝てる選手になりたい」と大きな目標を立てる。
2009年、陸上の強豪である東京高校に進学。徐々に頭角を現し、最終学年で日本ジュニア陸上競技選手権大会の男子200mで初の個人タイトルを獲得する。
その後、日本大学に進学。順調にベストタイムを伸ばし、大学2年の冬にはトップアスリートのトレーニングを学ぶため、ウサイン・ボルト選手が所属するジャマイカの名門「レーサーズ・トラッククラブ」に短期留学。
大学3年時、肉離れを発症。その後も怪我に見舞われ、思うような練習ができない時期が続いたが、2016年春、怪我を完治させ2年振りに自己ベストを更新。同年、第100回日本陸上競技選手権大会の男子100ｍで自身初の全国優勝を果たし、リオデジャネイロオリンピックの代表選手に選出、男子100ｍで準決勝進出を果たした。400mリレーではアンカーを務め、銀メダルを獲得。
2016年12月14日にプロ宣言をし、現在、プロスプリンターとして国内外で活躍中。